全人類リステ見ろ定期
どうもリメンバーズアドベントカレンダー2023主催のTAKAです。
本記事は12月1日分の参加記事となります。
はじめに
12月1日、今日からアドベントカレンダー企画がスタートとなりますが、まずは参加者の方々にお礼申し上げます。
既に昨年を超える多くの方に参加していただいております。マッッッッジでありがとうございます。来年も是非よろしくお願いします。
まだいくつか枠が残ってますので今からのご参加もお待ちしてます。
今日から1日1人ずつ、素敵な作品や記事が公開されるわけですが、僭越ながらトップバッターを務めさせていただきます。
では本題へ。
冬と言えば
気象学的には今日から冬になるそうです。今年は秋が無いようなもんだったので全くそんな気はしませんが。
即ち、WINTER JEWELSのエモさが増す季節になりました。
✖ 不正解
WINTER JEWELSはいつ聞いてもエモい。
個人的にKiRaReの曲の中で367daysの次くらいには好きな曲ではあるんですが、せっかく冬の名を冠する曲なので、今日はWINTER JEWELSのエモさを掘り下げてみようと思います。
「星」と「輝き」
日が短くなり練習が終わるころにはすっかり辺りが暗くなった冬のある日、広がる星空をで眺めて星に自分たちを重ねる。そんな6人の日常のひとつを切り取ったような曲で、"いつかなれる 一番星に"という歌詞の通り「星」という言葉に「目指すアイドルとしての姿」といった意味合いが含まれている訳ではありますが、そもそも彼女たちにとって「冬」とはどのような季節なのでしょうか。プリズムステージの話をすると後々の話と噛み合わないのでそれは置いておきますが、どちらにせよKiRaReとしての活動の「終わり」を少なからず意識する頃ではないでしょうか。
"「私たちこのまま 変わらずにいたいね」 見つめ合った
永遠を願うことは 大げさなのかな"
という歌詞はそういった切なさも少し含んでいるかもしれません。
そこで今回注目すべきなのは
"「今見上げる星は 遥か遠い昔
輝いたヒカリ」 君がつぶやいた
「私たちももっと 負けずに輝こう」"
という歌詞。
歌詞の通り、夜に見える星は恒星が発した過去の光である訳で、
(例えば2番の歌詞にある
"東のビルの上 見える星がキレイ"
に当たると思われるオリオン座の星のペテルギウスとリゲルは、それぞれだいたい500年前と850年前の光だそうです。)
これは光が進むのに長い時間がかかるほどに離れているからというのはご存知だと思いますが、ここで大事なのは夜空の"星"と恒星の"輝き"や"ヒカリ"が全く同一ではないということです。
実際にサビでは
"今解き放つヒカリ 未来へきっと届くはずさ"
と、発した輝きが星として未来にも残る事が歌われていますが、「"輝いた"結果アイドルという"星"としてその姿が残る」と言えるのではないでしょうか。
"このキモチ変わらないって わかる"理由、"永遠"への1つのアンサーとして、自身の輝きが"星"として残り続けること、夢見ること・憧れることすら諦めていた中"やっと見つけた 私のヒカリ"をKiRaReという"星座"として残すことを歌っているともとれるのではないでしょうか。
KiRaReの曲であり○○の曲?
"星"すなわち目指すべきアイドル像と"輝き"を別に捉えるという解釈でこの曲を聞いていくと、KiRaReの曲であると同時に誰かの曲でもあるんじゃあないかと思うんです。
うーん……誰だったか……
紗由さん!? (♪トラウマの記憶)
この曲、紗由さん(の曲)だと思います
検証する
てなわけで、私はWINTER JEWELSは紗由の曲でもあるのではないかと考えています。というのも、紗由は誰よりも「輝く」事に喜びを感じているのではないかと考えているからです。紗由は当初から「プリズムステージ優勝」を目標として掲げています。それはもちろん、幼い頃から夢見てきたアイドルとしての未来が確約されるほどの大舞台であるからではあると思いますが、その道を経てどんなアイドルになりたいのか彼女は考えているのでしょうか。KiRaReのメンバーの中でも、紗由はその点についてはかなりふわっとしているように思えます。
そんな紗由が目指すアイドル像の一つが珊瑚なんじゃあないかとも思いますね。星としても星座の1部としても迷いなく強く輝く珊瑚は、プリズムステージの中では超えるべき相手ではありますが、同時に目指すべき姿でもあり、紗由の対抗心にはそんな憧れも含まれている所が大変良いですよね。(言語化放棄)
▲つい声をかけちゃうけど自分からは宣戦布告しないのホンマに……(6周年記念カードより)
本題から離れてしまうのでこの話はこの辺で。
ではなぜアイドルを目指すのか。きっかけは憧れだったとは思いますが、今の紗由はアイドルになる・あろうとする過程、すなわち「輝く」ことそのものを楽しんでいるからではないでしょうか。レッスンを積んで、ステージで披露して、人を惹きつけ笑顔にさせる。そんな「輝く」事を望みながら出来なかった経験があるからこそ舞菜と、皆と出会えて輝ける今を何より楽しんでいるのではないでしょうか。
余談ですがアニメで「どこまでも輝いて見せる!」というセリフがありますが、めちゃくちゃ根源すぎて好きなんですよね。
WINTER JEWELSは、「星」になること以上に「輝く」ことに全力を注ぐ紗由の曲でもあるからこそきっと、歌い出しや落ちサビのソロを彼女が担当しているのでしょう。
WINTER JEWELSとIdeal/Idol
現時点でKiRaReの最新曲であるIdeal/Idolは(早く新曲を出してくださいお願いします)、"大人びかけた秒針"や"背伸びして眺めた光景がデフォルトに変わって"といった歌詞から367daysをかなり意識している曲であるというのは皆さんも感じていることだとは思いますが、WINTER JEWELSと見比べてみてもかなり興味深いです。
まずは2番のサビ、
"大人になる途中のこと 叫ぶよ 理想を思いきりと
限りある季節の中で 僕らは答えを探した"の部分。
KiRaReの曲としては珍しく直球に終わりを見据えていますが、WINTER JEWELSを強く輝けば星として永遠にその姿が残ると解釈するならば、どんな星を残すのかという点まで話が進んでいるのがこの歌詞。WINTER JEWELSを経てさらに成長した(と同時に終わりが近づいている)からこそのフレーズと言えるんじゃあないでしょうか。
ラスサビでは
"10年後でも100年後でも 消せないヒカリになるんだ"と割と直球にWINTER JEWELSを匂わせてきますが、ここで注目すべきはその前後。"忘れたいこと 増えてく足跡 全部宝物だよ"や"憂いも後悔も糧に灯したキラメキを 誇っていくんだ"など、悩んだり悔やんだりしたことも輝こうとした証であり、それも一つの輝きであると肯定しています。
WINTER JEWELSでは
"悩む時もあるよ 焦る時もあるよ 一人で無理なら隠さずに話すそう
夢のヒカリずっと 決して絶やさないで"
と、そういった経験は輝きを阻むものであるようなスタンスだったため、それらすら輝きの一つとして受け入れている部分に6人の成長と1秒1秒を大切にする気持ちが強く伝わってきます。
WINTER JEWELSからの流れを意識して聞くと6人の変化を感じ取れて最高ですね。
おわりに
「WINTER JEWELSの話」、いかがだったでしょうか。
うまい事言葉ににできなかったり日程が厳しかったため少し物足りない部分もありますが、方向性くらいは何となくまとめられたかなとは思います。
改めてにはなりますが、今日からスタートとなるリメンバーズアドベントカレンダー2023、素敵な作品や記事が公開されていきますのでどうぞよろしくお願いします!
明日はにるひもさんの舞菜珊瑚学!!!!
昨年の年表めちゃくちゃ助かったのでまたよろしくお願いします。
追記
リステップトレカの対戦動画のストックがまだあるので、編集が間に合えば空いてる日に出すかもしれないし出さないかもしれない